マヨネーズとウィントン・ケリー |
今日の朝、テナーサックス奏者・高橋知道が日本に飛び立った。彼は4月の終わりにまたNYに帰ってくるらしい。3、4日前に近所のバーで一緒にビリヤードをしていて、タバコの吸殻が入っているバドワイザーを間違いで飲んでしまった以来、声がものまねをしていなくてもしゃがれている高橋”ムーチョ”知道に乞うご期待!
小学校の時に同級生に、マヨネーズがあればなんでも食べれるという同級生がいた。彼はピーマンとかニンジンとか、いわゆる子供が嫌いな野菜は食べれない子だったのだが、彼が言うには「マヨネーズつけたら何でも食べれる」らしかった。授業中でもカタカナのマが出てくるだけでちょっとよだれが出てしまうらしい。図工の時間に白の絵の具に薄ーく黄色を入れて、「これ食べれそうやなー」と危ない言葉を発していた事もあった。完璧にマヨネーズ中毒、略してマヨ中である。
さて話は変わるがここ数年、ウィントンケリーというピアニストが僕の中でかなりアツイ!昔から好きだったのだが、最近また好きになり始め、今では電車の中でもウィントンケリーを聞いているとにやけてしまうくらいだ。もうここまで来ると変態である。さほど自分にとってそこまで感動するアルバムではなくてもウィントンケリーが参加しているだけでわくわくしてしまう。もう完璧なウィントンケリー中毒、ウィントンケリー贔屓である。
という事を今日考えていたら、その小学校の同級生とちょっと自分がシンクロしてきた。多少、自分の趣味に合わないミュージシャンでもウィントンケリーがその人のアルバムに入っているだけで聞く事が出来たりする。しかしさすがに、英語のWを見ただけで興奮したり、絵の具でウィントンケリー色を作って食べようとは思わないが。
ただ、そのマヨネーズにしてもウィントンケリーにしても、そこにいて一緒にいる人、一緒にある食べ物の良さをより引き出せるというのはもの凄いかっこいいことである。
皆さんもぜひマヨネーズ片手にウィントンケリーをぜひぜひお聞きください!